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施工事例
ガラスデジケーター 修理
施工対象
デジケーター
メーカー
柴田化学
施工カテゴリ
生産設備
納期
1週間
業界
医療・医薬
修理内容
デジケーター修理
修理・メンテナンスの状況
地震の影響により、ガラスデジケーターにホースを繋げる「ホースニップル」が折れてしまい、ホースを繋げられない状態になっていました。
ガラスデジケーターは、物質を乾燥剤と密閉することで、乾燥貯蔵することができる厚ガラスです。
そのガラスデジケーターの修理は、お客様の社内では対応できる担当者様がいなく、またどこに頼めばいいか分からない状況でした。そこで当社をWEBで見つけ、ご相談をいただきました。
修理・メンテナンスの内容
そこで当社は現地訪問の上、修理状況を整理いたしました。そこでまず、接着前に薬品処理(アセトン)により脱脂洗浄を行いました。接着後の脱脂洗浄は難しいため、接着前に洗浄を行いました。その後、ホースニップルを接着いたしました。接着する前に、デジケーターの全体を温めることで、ホースニップルを接着する際に温度差が生じて、デジケーターの割れを防ぎました。ガラスは局所的に高温になると歪みが生じ、割れてしまうため、このような接着の際には、本体への余熱が必要です。ホースニップルの接着後は高温になっており、外気との温度差により、急激な温度変化が生じてしまいます。急激な温度減少があると、ガラスに歪みが生じて、割れる可能性があります。そこで電気炉により、急激な温度減少を行ないように致しました。
このように当社は、化学・医薬品の工場に使用されるガラス製品の修理にも実績がございます。部品の修理だけでなく、周辺設備の更新工事も併せて対応いたしますので、ぜひご相談ください。
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