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減速機のトラブル、原因、対策を一挙紹介!

減速機とは

減速機とは、歯車などを使用して、回転速度を遅くする装置のことを指します。減速機は、必ずと言っても良いほど、モーターと共に使用されます。その理由としては、モーターをそのままの速度で使用すると、稼働させる設備の速度が早くなりすぎてしまうためです。これは工場内で製品の搬送に使用されているコンベヤベルトを想像すると理解しやすいかと思われます。通常、モーターの性能は電源周波数により1分間の回転数によって語られます。一般的なモーターの回転数は、1500〜1800回転/分ほどです。これを減速機無しで、コンベヤベルトに使用すると、ベルトの回転速度がとてつもなく早くなってしまい、正常な搬送ができなくなります。なので、モーターを使用する際には、減速機が併用されるのです。

では、減速機はただ速度を落とすだけの機械かと言いますと、そうではありません。

減速機には、速度を落とすことにより、大きな力を生み出すという効果もあります。これは自転車のギヤを想像すると理解しやすいかと思われます。6段変速の自転車であれば、平坦な道を走る際は3速を使用しますが、坂道を走る際はより大きな力が必要となるため1速を使用します。この際に、自転車を漕ぐ力は変わらず、走る力を大きくすることができます。減速機が大きな力を生み出す仕組みとしては、自転車と同じものです。


このように便利な機能を持つ減速機ですが、使用する際には様々なトラブルが発生します。放置しておくと、機械や工場の停止にも繋がりかねないため、適切な点検や修理が必要です。

次章でよくあるトラブルと、その対処法をご紹介します。


5つのよくあるトラブルの原因と対策を一挙紹介!

減速機を使用する上でよくあるトラブルの原因と対策を一挙紹介します!


回転速度

​番号

原因

対策

1

歯車、軸受、軸の破損​

​破損箇所の修理、または交換

2

歯車の焼き付き

歯車の修正、または交換

3

歯車の摩耗

歯車の修正、または交換

4

歯車に異物が挟まっている

異物の除去、歯車の洗浄、オイルの交換


異常な発熱

番号

原因

対策

1

過剰な負荷のかかる運転

電流値等の運転環境の見直し

2

オイル量の不足、または過多

オイル量を調整する

3

オイルの劣化、または不適切なオイルの使用

オイルを交換する

4

軸受の取付け不良

芯出しを再度行う

5

取付け機械への不適切な芯出し

芯出しを再度行う

6

歯車、軸受、軸の破損

破損箇所の修理、または交換を行う

7

チェーンやベルトが張りすぎている

テンションを緩める


異音

番号

原因

対策

1

歯車、軸受、軸の破損

破損箇所の修理、または交換を行う

2

オイル量の不足

オイルを補充する

3

軸受の取付け不良

芯出しを再度行う

4

取付け機械への不適切な芯出し

芯出しを再度行う

5

​機械内に異物が入っている

異物の除去、オイルの交換を行う

6

オイルの粘度不良

オイルを交換する

7

オイルの劣化、または不適切なオイルの使用

オイルを交換する

8

機械を取り付けるボルトが緩んでいる

ボルトを締める

9

過剰な負荷のかかる運転

電流値等の運転環境の見直し


過剰な振動

番号

原因

対策

1

軸受の破損や摩滅

​軸受の修理、または交換

2

取付け機械への不適切な芯出し

芯出しを再度行う

3

歯車の摩耗

歯車の修正、または交換を行う

4

機械を取り付けるボルトが緩んでいる

​ボルトを締める


オイル漏れ


番号

原因

対策

1

オイルシートの破損、劣化

オイルシートを交換する

2

オイルプラグの締付けが不足している

オイルプラグを締付け直す

3

エア抜きの詰まり

エア抜きピンを外す


宮城県の減速機 修理・点検なら丸繁まで!

今回は減速機のよくあるトラブルの原因と対策について解説しました。

説明させていただいた通り、減速機を使用する上で、数多くのトラブルが発生します。これらのトラブルを未然に防ぐためにも、減速機の点検や修理は必須となります。


宮城工場修理メンテナンス. comを運営している丸繁では、減速機に関する多様な実績がございます。施工ご依頼の内容に沿って迅速に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください!