安全対策（害獣・害鳥）：工場・倉庫の操業リスクから施設を守る

一也大竹
11月19日
読了時間: 4分

更新日：15 時間前

宮城工場・修理メンテナンス.comでは、地域の工場・倉庫の皆様に安心して操業いただけるよう、設備や建物の維持管理をサポートしています。その中で、見過ごされがちなリスクの一つに、害獣・害鳥の侵入による被害があります。

工場や倉庫は、暖かく餌となるものが豊富なため、ネズミ、イタチなどの害獣や、ハト、カラスなどの害鳥にとって格好の棲み処となりがちです。これらの生物は、建物の損壊や衛生環境の悪化、さらには操業停止につながる深刻な問題を引き起こす可能性があります。

被害の実態と安定操業への影響

農林水産省によれば、鳥獣被害は年々、増加傾向にあり、特に猪、鹿、クマの被害が多いといわれております。それらの被害額は申告された部分で200億円前後と発表されております。その被害が原因で、農業の承継にも影響を与えている現状があります。

これらの被害は、単に「不快である」というレベルに留まりません。特に深刻なのは、設備や建物の物理的な損壊です。例えば、ネズミによる電気ケーブルや通信ケーブルの噛み切りは、設備の故障や火災の原因となり、最悪の場合、工場の操業停止を引き起こします。また、鳥の巣や糞が雨樋や換気扇を詰まらせ、建物の腐食や漏水の原因となることもあります。さらに、糞尿は悪臭や病原菌をまき散らすため、特に食品工場などでは深刻な異物混入リスクにつながります。こうしたリスクを未然に防ぎ、安定した操業と企業イメージを維持することが、現代の工場運営においては不可欠となっています。

工場向け害獣・害鳥対策ソリューション

【害獣・害鳥対策製品「逃げまるくん」】

①広範囲をカバーするレーザー照射による撃退

レーザー光線を活用した「逃げまるくん」がございます。この製品は、レーザー光線を放出することにより害獣を撃退する、高度な対策機器です。放出されるレーザー光は直線ですが、害獣の目により入りやすくするために無数の点状に変換され、円錐状に約80度の角度で放出されます。これにより、おおむね10a（約1反）の面積をカバーし、広範囲の安全を守ることが可能です。

②習性を利用した効果の拡大と安全への配慮

「逃げまるくん」の有効性は、レーザー光が網羅するエリアに留まりません。害獣は危険性を学習する習性を持っているため、この範囲の危険性を認識すれば、「逃げまるくん」設置周辺には近寄らなくなり、結果的に安全エリアが拡大していく効果も期待できます。広範囲の場所であれば、安全になった事を確認後、使用している場所から装置を移動して設置します。その繰り返しで、安全な場所の拡大になると思われます。移動できることが本装置の特徴となります。

なお、レーザーから放出された光は、小さな量でもパワー密度が高く、人体に有害となる恐れがあるため、製品の安全性には最大限配慮されています。使用者に障害が発生することを防止する目的で、**日本工業規格（JIS）のレーザー製品の放射安全基準「C6802」**が規定されており、弊社ではこの安全基準に則った製品のご提案を徹底しております。

害獣・害鳥対策は、宮城工場・修理メンテナンス.com

害獣・害鳥対策は、被害を最小限に抑えるための予防的な対策が最も重要です。丸繁株式会社では、お客様の工場・倉庫の現状を詳細に把握するため、無料の現地調査・被害診断を実施しております。

建物の侵入経路の特定から被害レベルの診断、そして「逃げまるくん」や「鳩よけジェル」をはじめとした最適な対策プランのご提案まで行います。安定した操業環境を守るために、まずはお気軽にご相談ください。

ぜひこの機会に当社にご相談ください。

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